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ミンブリーで出会った衝撃のイサーン屋台 ラーブ・ロイエット

Minburi esan food "Raan laab roi et"

ランカムヘン通りを北上し続け、ミンブリーに到着するちょっと前の左手に、
ひときわ賑わっているイサーン料理の屋台がある。

地元では人気で、いつでも席待ちの人たちで溢れかえっている。
並ばずに席に着くために、18時オープンを目指してまっしぐら。
で、気合いを入すぎて、開店前に店に到着。

誰もいない。。。

誰もいない屋台は爽快。嵐の前の静けさ。

ずらりと並んだ真っ赤なテーブルと椅子。
これが、あと数時間後にはお客さんでいっぱいになるのだ。

開店前に、メニュー、鉛筆とメモ
(タイの屋台や食堂は、注文を紙に書いて渡すパターン結構あり)を
手渡されたので、じっくり食べたい料理を吟味。

プラー・チョン・パオ・クルア。カノムチン(細めでこしのない米麺)や野菜やハーブと一緒に、ナムチムタレー(青唐辛子、ニンニク、マナオをベースにしたさわやかな辛さが特徴のタレ)につけて食べる。

まずは、この店の看板メニューであるという、プラー・チョン・パオ・クルア(川魚の塩焼き)をオーダー。屋台の前で炭火で焼いてくれる。
魚の腹に、たっぷりのハーブを入れて、炭火でじっくり焼くので、余計な脂は落ちて、皮はぱりぱり、身はふっくらで、ほっくほく。川魚特有の泥臭さもなく、実は川魚が苦手な僕でもこれは「おいしい!」と思える一品に仕上がっている。


また、イサーン料理の定番、ナムトック・ムー(豚肉とハーブの和え物)も、パクチーファランやミントなどのハーブのフレッシュな香り、カオクア(タイの餅米を煎って粉にしたもの)の香ばしさと歯ごたえも、ガリガリとよいアクセントになっていて、旨い!(すみませんー、ビールもう一本!)

そして、この店は、ヌア・ノン・ラーイ(ハーブで香りをつけた牛のしゃぶしゃぶ)が絶品。ハーブをたっぶり入れたお湯で肉をさっと茹でただけの、ごくごくシンプルなイサーン料理のひとつなのだけど、生のハーブが香り高く、ゆで汁だけでも爽やかな刺激が口の中に広がる。ハーブが新鮮であるからこその味だと、一人勝手に納得。

ゲーン・オム・ヌア・イサーン。衝撃の旨さで失神寸前。

そして、何よりもオーダーしてほしいものが、いや、しなくてはならないのは、
ゲーン・オム・ヌア・イサーン(牛肉とディル、パラーのスープ)。
これ、今回のNo.1。

イサーン屋台では略して「オム・ヌア」と呼ばれる事が多い。
オム・ヌアのポイントは、パラーと呼ばれる魚の発酵調味料と、パクチーラオ(ディル)のほろ苦い香りと味。日本人にしてみたら、サラダやカルパッチョの飾り程度でしかお目にかからないディルを、この料理ではびっくりするくらいの量入れてしまうのだけど、それがすばらしくいい風味を醸し出しているのだ。
そして、バイマックルー(こぶミカンの葉)やタックライ(レモングラス)とのバランス。パラーが強くてもラオの風味が強くても、バランスの悪い味になってしまう。
この屋台のオムヌアは、あまりのうまさに、無言で永遠にスープを飲み続けてしまうほどの衝撃の味だった。

これが初めての出会いとなり、今ではもうすっかり週1で通うペースなのだ。

2013-08-05 21:40:20byMasafumi Mizutori

  • Laab 101 (roi et) ลาบร้อยเอ็ด

  • phone
    +66-81-793-9527