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タイのジビエ料理「อาหารป่า」を食べる。

Kura Lung Somchai-Jae Pen Aharn Paa

タイ語で、「料理」を「อาหาร (アハーン/Aharn)」と言います。
タイ料理は「アハーン・タイ」、日本料理は「アハーン・イープン」、
西洋料理は「アハーン・ファラン」と呼ばれます。
では、「アハーン・パー」(ป่า/Paa)は何料理でしょう?
タイ語で「ジャングル/森」を意味する「ป่า」(パー/Paa)。
答えは、野生の鳥獣を使った、いわゆるジビエ料理にあたります。

私達が行ったのは、オープン直後。まだお客さんいないね。

ラクラバンに、その「アハーン・パー」を食べさせてくれる「ครัวลุงสมชาย-เจ๊เพ็ญอาหารป่า (Kura Lung Somchai-Jae Pen Aharn Paa)」というお店があります。バンコク中心部から車で20分。まわりを見渡しても、広がるのは野原。そこを通る大きな車道の脇に、群生する植物に埋もれるようにぽつんと建っている簡素な木造の店構えを見ただけで、「この掘っ建て小屋感イイネ!どんなワイルドな料理が出てくるんだろう…」と胸が高鳴ります。
さっそくメニューを広げると、地鶏に始まり、いのしし、鹿、ワニ、田うなぎ…きゃ〜〜!何食べよう?!

まずはお店おすすめのトムヤムガイバーン(地鶏のトムヤムスープ)。
鶏肉、キンカンやレバーをはじめとするモツ、キノコが入ったクリアタイプのトムヤム。パクチーとパクチーファランも豪快にざく切りでトッピング。スープの底には、煎った唐辛子がゴロゴロ…そのおかげで、容赦のない辛さに一瞬で舌が痺れる。「けどうまい!!!」骨付きで乱切りにしてある地鶏は、歯ごたえはあるけどしっとりした肉質で、味があって本当に美味しかった。そして、次は、ムーパー・パット・プリックタイダム(イノシシの生胡椒炒め)。日本のイノシシより俄然ワイルドな味のお肉で、ちょっと固め。私にはたまらないけもの感溢れる「これぞアハーン・パーだよね!」って感じの一皿だけど、好みがわかれそう。生の胡椒の青くて爽やかな辛み、揚げた唐辛子もたくさん入ってて、塩分強め。これはお酒進むわ…。

パットペットプラーライ(うなぎの激辛炒め)
オーダーしてから出てくるまですごく時間がかかります。なぜかと言うと、このお料理で使用するうなぎはとても小さくて、下処理が大変!この一皿にいったい何匹のうなぎを使っていることやら…。いやぁ、でもこのお料理は素晴らしかった!バイガパオ、青唐辛子の香りと辛みをまとった、コラーゲンたっぷりでプルンとしたうなぎのおいしさったら!小ぶりだけど旨味が強くて…天然ものって本当に美味しい。

はっと気づけば昼過ぎだというのに、まわりの席ではすっかり宴会が始まってる。
塩分強めでクセのある激辛な料理が多いアハーン・パーは、まさに「大人の料理 / 酒の肴」って感じかしら。「おなかすいた〜!」ってがっつり食べるというより、テーブルに広げた料理をつまみながらウイスキーをちびちびとやるのが気分だなぁ。

2014-01-27 17:09:16byAya Miyake

  • ครัวลุงสมชาย-เจ๊เพ็ญอาหารป่า (Kura Lung Somchai-Jae Pen Aharn Paa)