FOODdiner

バンコクで、北タイ料理を味わい尽くす。

NUEA SAILOM CHOI RESTAURANT SOI 1

バンコク(その近郊)には、北タイ料理がすばらしくおいしい私のお気に入りの
食堂があるのですが、今回はそのうちのひとつをご紹介します!

パトゥムタニ近郊、バンコク中心部から車を走らせ20~30分くらいの場所に、
そのお店「NUEA SAILOM CHOI RESTAURANT SOI 1」があります。
オープンエアーの素朴で庶民的な雰囲気の食堂で、
かわいい(ちょっぴりむっちりな)猫ちゃんがお出迎え。

分厚いメニューを広げると、北タイの定番から超マニアックな料理まで、
とにかくその品数に圧倒されます。(ほとんどのお料理の写真が載っているので、指差しでも注文できます。)私は食べたいものだらけで、目が回りそう。

まずはラープヌアディップ。
フレッシュな牛肉をねっとりするまで包丁で根気よく叩き、粗みじんにした生レバーに血と胆汁、「ナムプリック・ラープ」と言われる北タイのスパイスミックスを混ぜた、ユッケのようなお料理。
この「ナムプリック・ラープ」が特徴的で、ナツメグやカルダモン、山椒や、ヒバーチ(沖縄でもとれる胡椒に似たスパイス)など、普通のタイ料理には使用しないスパイスを10種類以上ブレンドするのですが、本当にこの香りが素晴らしい!
中近東から中国まで一気に駆け抜けたような、オリエンタルな香り。
北タイのラープにはかかせないスパイスです。
小粒の生ニンニク、唐辛子を一緒にラープを口に運ぶと、苦みと辛さにスパイシーな風味が相まって、とっても複雑な美味しさ!「生肉だよね…大丈夫かな…?」と不安も隠せませんが、食べだすとついつい止まらなくなってしまう。そして、うまく料理すると、苦みは旨味なんだよね。わたし、大人になったわ~…バンコクでここまでパンチのあるラープは、なかなか食べる事ができないので、この一品で完全にノックアウトされてしまった。

ずっとたべてみたかったサーチン(サーヌアとも言います)。
サーは初体験でした!
バンコクのレストランではほぼたべることができない料理の一つだと思う。
さっと火を通し細切りにした牛肉と内臓に、北タイではお馴染みの胆汁と血、
パクチーファランと粉唐辛子をたっぷり和えた一品。
丁寧に下処理された内臓は臭みがなくこりこりの食感。
とにかく見た目は真っ黒で、強~い苦みが特徴。
清涼感のあるハーブ(名前失念…)に包んでいただくと食べやすくなりますが、これはかなり強力!な一品でした。
北部では、時にマンゴーの若葉を入れることもあるらしい。
使用する肉は水牛か牛か豚、いずれも〆てすぐに夜中から早朝にかけての来客時に振る舞うって料理の説明をどこかで読んだことがあるんだけど、夜中から早朝にかけての来客って…?!?!

うまいうまいと生肉を食べていると、野菜や果物を使った料理も運ばれてきます。タムカヌンは、ジャックフルーツを叩いてすりつぶし、北のチリペーストで和えた一品。青いジャックフルーツはアクが強いんだけど、下湯してアクをぬくと、ほくほくねっとりしたお芋の様な食感がたまらなくおいしい食材に変化するのが不思議。素揚げしたバイマックル(こぶみかんの葉)のさわやかな香りとシャクシャクとした歯ごたえがアクセントです。

タムマクワ。タイの長茄子を炭火であぶり、皮を剥いて叩き、一度発酵させた魚を炭火で炙ってほぐし入れ、さらに叩きます。
これ、とても手間のかかる料理なんだけど、すっごくおいしい。
ペースト状の茄子とゆで卵の甘みに、鰹節のような香ばしさと深い旨味…なにかに似てる…?思い出したのが、おかかの載った茄子のおひたし。
日本人はきっと好きな味。

ゲーンハンレー。豚肉と生姜のカレーです。ココナッツミルクは入っていませんが、オイリーで、こっくりとした甘みのある濃厚な味。一緒に煮込んであるピーナッツのほこほことした食感がおもしろい。このお店のは、豚肉がほぐしてあったので、ソースとよく絡んでお肉がしっとり。辛い料理の合間にちょっと一息入れたい時にうれしい。

北タイの食卓に思いを馳せながら…生野菜もたっぷりいただきました!

北の料理は、ココナッツミルクはほとんどつかわず、野草や発酵調味料、
乾物などの組み合わせで変幻自在。タイ料理のなかでも複雑で濃厚な味つけで、苦みを味わう料理も多い。一口食べて、脳に直結して「おいしい!」とは思えなくても、よく味わってみると、不思議とどんどんおいしくなってくる料理もある。見た目の色気はあまりなく、むかしながらの素朴な家庭料理って感じもする。するめ系っていうか…。眼鏡をはずしたらとびきりの美女だったみたいなギャップ、そこがたまらなく好きなんだよなぁ。
オーダーしたすべての料理に丁寧な料理人の仕事が垣間見えて、「本当においしかったです!また絶対に来ます!」と伝えようと厨房に行ったら、とても若い女性が調理していてこれまたびっくりした。もっと年期の入ったお母さんが作ってると思ってたから。

わたしもいつか、ランナー料理(北タイ料理)をちゃんと勉強したいよ〜!

2013-12-06 15:06:38byAya Miyake

  • ร้าน อาหารเหนือสายลมจอยซอย 1 NUEA SAILOM CHOI RESTAURANT SOI 1

  • adress
    ทางหลวงชนบท ปท. 3017
    2 Rural Road Phathum Thani 3017 Tambon Lat Sawai Chang Wat Pathum Thani Thailand
  • phone
    0819210547